白川郷の気候の特徴って?現地で有名なソウルフードをお忘れなく!
世界遺産にも登録されている岐阜県の白川郷。
合掌造りの景色が有名な観光スポットですが、旅行するなら快適に訪れたいですよね。
また、美味しいソウルフードを楽しみたい方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、白川郷の気候の特徴と飛騨のソウルフードを紹介します。
□白川郷の気候の特徴をご紹介!
白川郷の合掌造りの集落は、日本の原風景ともいわれるほどの美しさが魅力です。
1976年に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、1995年にはユネスコの世界遺産に登録されました。
これによって知名度が上がり、交通網の整備も進められて多くの観光客が訪れています。
白川郷は日本の農村文化・生活・暮らしを体験できるような「日本の故郷」とも呼ばれているのです。
白川村は山々に囲まれた農山村エリアで、夏は涼しく過ごしやすい一方、冬は大量の雪が降り積もります。
この気候を利用して、白川郷の祖先たちは生活をしてきました。
春は桜、夏は緑の田んぼやひまわり、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の美しい景色を楽しめますよ。
□白川郷を訪れるならソウルフードは外せません!
白川郷を訪れたら、岐阜県で愛されているソウルフードを食べずに帰るわけにはいきません。
ここでは、伝統の料理から人気料理まで4つのグルメを紹介します。
1.鶏ちゃん(けいちゃん)
鶏ちゃんは岐阜を代表するソウルフードの一つで、南飛騨地方や郡上市の郷土料理です。
鶏肉を小さく切ってタレで味付けしたもので、元々は家庭で卵を産まなくなった鶏を利用して作られました。
タレは味噌や醤油、ニンニクなどを使い、部位はももやむねが主に使われますが、モツを入れることもあります。
岐阜県内では各店舗がこだわりを持っており、野菜と一緒に調理された美味しい鶏ちゃんを味わえますよ。
2.高山ラーメン
飛騨高山エリアのご当地ラーメンは、醤油味のスープとちぢれ麺、チャーシューやメンマがのった昔ながらの中華そばです。
特徴的なのは、醤油ダレとスープを一緒に鍋で煮込むことや、食べている途中で酢を入れることです。
高山エリアでは、一般的に「中華そば」という名称で提供されており、年越し中華そばというバリエーションもあります。
3.あんかけかつ丼
あんかけかつ丼は、ご飯の上にトンカツを乗せ、その上から卵入りのあんをかけた丼の料理で、瑞浪市の食堂で生まれたB級グルメです。
卵を節約するために考案されたボリュームたっぷりのメニューで、地元の人々に愛されています。
岐阜には他にもしょうゆかつ丼やてりかつ丼などユニークなかつ丼があり、岐阜でかつ丼巡りも楽しめますよ。
□まとめ
白川郷は世界遺産にも登録されている合掌造りの集落であり、白川村の夏は涼しいですが、冬は雪が降り積もります。
また、岐阜県には鶏ちゃんをはじめとした、高山ラーメンやあんかけかつ丼といったソウルフードがあるため、ぜひご賞味くださいね。