旅行に行ったら、その土地に根ざした商品を楽しみたい方は多いでしょう。
岐阜県にある飛騨高山では活発な朝市が開かれており、飛騨高山の良さが詰まっています。
また、郷土料理もその地域の味を楽しめますよ。

今回は、飛騨の朝市に加え、飛騨の郷土料理について紹介します。

□飛騨の朝市をご紹介！

高山市内で毎朝開催される「宮川朝市」と「陣屋前朝市」は、元々は桑市として始まりました。
養蚕業の衰退後、花や野菜が販売されるようになり、現在の朝市の形になりました。
1950年ごろから開催されているため70年以上の歴史を持ち、日本三大朝市の一つとして有名です。

□飛騨で有名な郷土料理って何があるの？

飛騨の朝市を訪れる方であれば、満足の行くまで飛騨を楽しみたいでしょう。
ここでは、旅行に来たら外せないローカルフードを紹介します。

1.鶏ちゃん(けいちゃん)

けいちゃんは奥美濃から飛騨地方で人気のソウルフードであり、鶏肉をしょうゆもしくは味噌ベースのタレに漬け込み、野菜と一緒に炒めて食べるシンプルな料理です。
家庭の食卓でも人気で、地元のスーパーでもパック入りのけいちゃんが販売されています。キャベツなどの野菜と一緒に焼くだけなので、お土産としてもおすすめですよ。

2.飛騨牛焼肉

飛騨牛は飛騨地域で育った良質な牛肉で、飛騨牛焼肉がおすすめです。
価格は高級ブランドよりもリーズナブルで、味は一級品。
肉屋直営の焼肉店も多く、お土産にも適しているほか、焼肉以外にもバーガーやすき焼き、しゃぶしゃぶなどさまざまな食べ方が楽しめます。

3.漬物ステーキ

「漬物ステーキ」とは、雪深い高山地域で貴重なビタミン源として親しまれていた漬物を鉄板で焼き、卵でとじた飛騨の特産品です。
飛騨高山の漬物は名産品であり、「漬物ステーキ」は豪華なイメージの料理として知られています。
この料理はサイドメニューやお酒との相性も良く、飛騨高山のソウルフードとしておすすめです。

4.こもどうふ

「こもどうふ」は、わらを編んで豆腐を包み、だし汁で煮込んだ料理です。
特徴は豆腐にわらの模様がついていることで、煮込むことで味がしみ込みやすいという特徴もあります。
この料理は、飛騨高山の家庭でよく食べられてきた伝統的な味です。

□まとめ

高山市で開催されている「宮川朝市」と「陣屋前朝市」は70年の伝統があり、日本でも有名な朝市です。
飛騨高山を訪れる際には、鶏ちゃんをはじめとした、飛騨牛焼肉や漬物ステーキ、こもどうふなどの郷土料理を味わってみてください。