鶏むね肉は鶏もも肉よりもカロリーが低く、たんぱく質を多く含むため、ダイエットや身体作りで食べるという方も多いのではないでしょうか。

しかし、鶏むね肉は火を通すとパサパサになりやすく、調理方法にお悩みの方も多いと思います。

そこで今回は、鶏むね肉を柔らかくする方法を紹介します。
また、鶏むね肉と野菜を一緒にたべられるレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

□鶏むね肉を美味しく食べたい！柔らかくする方法を紹介！

鶏むね肉1枚(約300グラム)に対して、水を100ミリリットル、砂糖を5グラム、にがり塩を5グラム用意します。

まずは、鶏むね肉の下処理をします。
鶏むね肉の全面にフォークでまんべんなく穴をあけましょう。

次に、水と砂糖、にがり塩を保存袋に入れて混ぜ、ブライン液を作ります。
ここで、ブライン液にハーブやにんにくを加えることで、味付けのバリエーションを増やせます。

最後に、袋の中に鶏むね肉を入れ、空気を抜いて冷蔵庫で寝かせます。
ブライン液が全体にしみこむよう、しっかりと密閉しましょう。
また、冷蔵庫には最低2時間、できれば一晩入れておきましょう。

この過程を経てから料理に使うと、柔らかい鶏むね肉を味わえます。

□鶏肉を使った岐阜の郷土料理「鶏ちゃん焼き」を紹介！

鶏むね肉と野菜を同時に美味しく食べられる、飛騨高山の郷土料理「鶏ちゃん焼き」のレシピを紹介します。

材料は、鶏肉とキャベツ、にんじんやニラなどの野菜、味噌だれです。

まず、味噌だれを作りましょう。
赤味噌大さじ2、酒大さじ2、醤油大さじ2、すりおろしにんにく小さじ1/2、すりおろし生姜小さじ1/2を混ぜ合わせます。

次に、鶏肉に全体的にフォークで穴をあけ、食べやすい大きさに切ります。
保存容器に入れ、先ほど作った味噌だれを揉みこんで冷蔵庫で3時間ほど寝かせます。
寝かせている間に野菜を食べやすい大きさに切っておきましょう。

3時間経ったらフライパンに漬けていた鶏肉をたれごと入れ、中火にかけます。
鶏肉に火が通ったら野菜を加え、蓋をして5分ほど中火で蒸し煮をします。
5分経ったら蓋を取り、全体がしんなりするまで炒めたら完成です。

味噌だれではなく、塩だれや醤油だれにアレンジもできます。
鶏肉と一緒に野菜も一緒に食べられるレシピなので、ぜひ作ってみてください。

□まとめ

鶏むね肉は、少し手を加えるだけで柔らかく食べられます。
また、飛騨高山の郷土料理である鶏ちゃん焼きは、鶏肉と野菜を一緒に食べられる料理です。
たれを変えてアレンジができるので、試してみてください。
ぜひお気に入りの鶏ちゃん焼きのレシピを見つけてください。